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無線綴じの雑誌をアイロンで解体する方法

雑誌を買っては読んで解体し残したいところだけ残すということをしていますが、面倒なのは無線綴じの雑誌。

無線綴じというのは背の部分が平面になってる、積み上げても傾かないタイプのやつです。こんな説明でいいんでしょうか。

今はアイロンを使って解体しているので、その方法を書いていきます。

※雑誌に熱を加えるのでインクがにじむ等何か起きてしまうかもしれませんので自己責任でお願いします。やけどなどに注意して行ってください。

今回解体するのはこちら。

WiKNUP2017年6月号

アイロンですが、解体する際に糊がついたりインクが付いたりするのを防ぐために当て布ならぬ当て紙がおすすめです。
布だと糊がしみ込んでしまう可能性があります。

本当は真っ白な紙がいいとは思うんですけど、いつも残さないページをちぎって使っています(笑)
ツルツルのページはインクがにじみそうなイメージなのでさらさらした、気持ち的になるべく人が映ってないページを選んでいます。

解体手順

まず糊は背表紙だけでなく表紙や裏表紙の一部にもついているのでそこから剥がしていきます。

無線綴じ解体糊

温め度合いは低温から初めて徐々に上げてください。慣れれば温度がわかってきますが油断は禁物です。

適度に温めたら表紙を思いっきり開きます。

無線綴じ雑誌アイロン解体表紙開き

うまくいけば180度近くまで綺麗にいけます。駄目なら温め直し→開く、で完全に開くようになるまで繰り返します。
この糊はちょっとベトベトするので、裏表紙に取りかかる前にくっつかなくなるまで冷ました方がいいです。

無線綴じ雑誌糊

裏表紙も同様にやるとこんな感じ。

無線綴じ雑誌アイロン解体表紙剥がし

次は背表紙部分ですが、表紙に比べて剥がしにくいので上半分を剥がす→ひっくり返して下半分を剥がすとやると簡単です。

無線綴じ雑誌アイロン解体背表紙外したあと

剥がしたあとの背表紙内側、本体背表紙は糊がビッチリなので注意してください。

ようやく本体の解体になりますが、こちらにもまだ糊はついているので当て紙しないとアイロンが大惨事です。
雑誌の中から残したいページを探して指でも挟んで、背表紙部分を温めたらそのページを思いっきり開きます。

無線綴じ雑誌アイロン解体中

こんな感じで上下全体の紙の端まで見えたら(見えなければ温め直し)右側と左側を持って背表紙を裂くように引っ張ります。温かくないと出来ないので安全かつ早く傷つけないように。
背表紙は糊だけになっている(と思う)ので雑誌の上の方から左右に引っ張れば下まで剥がせると思います。

温かいうちなら近隣のページは外れるのでそのうちに残したいベージをもぎ取ります。冷めたらまた温め直して繰り返す。

やってるうちに当て紙が破けるとは思いますが、冷めたらくっついちゃうので端を破いたり新たな当て紙をして乗り切ってください。その辺はいつも適当にやっています。

無線綴じ雑誌をアイロンで解体したあと

剥がしたあとのページ。結構綺麗に取れました。

まとめ

雑誌によっては糊がすごくべたべたしたりしなかったり、剥がれ方や糊の残り具合にも差がありますので気をつけてください。

表紙にインクが移ったことがあるのでそのあたりも慎重に。
糊がアイロンについたりすると大変ですから、ホント。